●12月15日(水曜日)
受付開始:12時00分
1時-1時15分
開会の挨拶
喜連川優(ACM SIGMOD Japan Chapter Chair, 東京大学)
1時15分~2時15分
インターネットビジネスへのデータマイニング技術の
応用について
今城義高(SASインスティチュート ジャパン)
概要:
昨今、インターネットを顧客との接点、チャネルとして有効活用することがビ
ジネスの成功要因となっている。そのためには、Webログデータの分析は重
要であり、そのひとつとしてデータマイニング技術の応用が注目を浴びつつあ
る。インターネットビジネスを成功させるために、これらを有効活用するため
のヒントおよび可能性について事例を交えて紹介する。
2時15分-3時15分
ポータルサイト技術(仮題)
田中 一男(NTTサイバーソリューション研究所)
概要:
gooやNTT DIRECTORYに代表されるNTTグループのポータルサイトの
新しいサービスを支える技術として、検索エンジン、検索ログ分析
によるトレンドマイニング、アンケート回答文の自動分類などの
最新技術を紹介する。
3時45分-5時15分
VLDB'99 国際会議報告(第1部)
石川佳治(筑波大学電子・情報工学系)
概要:
今年9月にエディンバラにて開かれた,第25回VLDB国際会議について
参加報告を行う.まず,今年の論文の傾向について説明し,最近着
目されているいくつかのトピックについて過去の研究の経緯ととも
に紹介する.
▼XMLと半構造データ
▼Web Mining
▼OLAP 高速問い合わせ処理
▼メモリの超大容量化と データベース
●12月16日(木曜日)
受付開始:9時00分
9時30分~11時00分
VLDB'99 国際会議報告(第2部)
石川佳治(筑波大学電子・情報工学系)
11時~12時30分
サーチエンジンの最新動向
梶谷 浩一(日本アイ・ビー・エム株式会社 東京基礎研究所)
概要:
数億ものWebページから自分の欲しい情報を探し出すためのツールの
代表的なものがサーチエンジンである。それらは原則的には与えられた
キーワード(の列)に関連するページをリストアップしてくれるのだが、
問題はそのリストが巨大なものになりがちであること、そしてそのリストに
含まれるページのランク付けが難しいことである。実際あるキーワードを
含むようなページが数十万を超えることは珍しくない。初期のサーチエンジンは
キーワードの出現頻度や出現位置をもとにランク付けしていたが、最近Webの特徴である
ハイパーリンクを解析することでページのランク付けを行うサーチエンジンが現れて
きた。本講演では、サーチエンジンの基本的な仕組みと過去、現在の技術トレンド
を述べる。
12時30分~13時30分
ACM SIGMODJ日本支部 評議会
13時30分~14時45分
Focused Search Engine and Crawling
Wen Shan Li(C&C Research Laboratories, NEC USA Inc.)
概要:
The rapid growth of the World-Wide Web poses a significant scalability
problem for general purposes search engines since they need to collect
a huge amount of Web pages to perform indexing and classification.
Focussed search engine/crawling is a new approach to deal with the scalability
issue
and provide higher quality Web pages on a specific topic.
An example of focused crawling is "gathering all Web pages related to
NBA". Example queries to focused search engines would include
(1) finding pages related to NBA in the sports category;
(2) finding pages related to NBA in the business category; or
(3) finding all shopping sites telling goods related to NBA.
These three queries should return different results given
that the user has different focuses.
In this talk, we summarize the state of art in this area
and emphasize the discussion on key technology essential to
a focused search engine and a focused crawler, such as
metadata extraction, topic distillation, site distillation.
We also address some architecture issues and share our
experience building a prototype system based on this new approach.
15時~16時
インターネット書籍販売 BookWebの紹介
長谷川洋一(紀伊國屋書店 ネットワーク開発部)
概要:
インターネットを通じた書籍販売では米国のアマゾンが有名であるが、日本
国内においても書籍販売のウエッブサイトが活発になってきた。その一例とし
て、紀伊國屋書店のBookWebサービスの事例紹介をいたします。
16時~17時
最新ネットワーク技術とネットワークサービスの現状
林 弘((株) 富士通研究所 )
概要:
光レーザ、光ファイバーを用いた最新のネットワーク構築
技術とネットワークプロバイダー・サービスの現状や今後の
動向を踏まえた課題について解説する。
17時30分 懇親会(1F 羽衣の間)
(電子情報通信学会データ工学研究専門委員会と共催) |