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ACM SIGMOD 日本支部第15回支部大会

ASP・XML・Marketplace ・WWWサーチエンジンの最新動向と ACM SIGMOD2000国際会議報告

日時:2000年7月5日(水)-6日(木)
開催場所:東京大学生産技術研究所 第一会議室 東京都港区六本木7-22-1
主催:ACM SIGMOD Japan Chapter
支部長:喜連川 優

プログラム

●7月5日(水曜日)

10:00 - 10:10 支部長 挨拶
10:10 - 11:25 「Infosphere : Smart Delivery of Fresh Information」
Calton Pu(Georgia Institute of Technology)
11:25 - 12:25 「ASP(Application Service Provider)のビジネス
モデルと 技術動向」
黒川 清(NTTソフトウェア)
企業自身がITシステムを保有しなくても、低コストでアプリケーシ
ョンのみを利用できるASPが注目を集めている。ASPとは?、
ビジネス展開のためのプレーヤは?、必要な技術・ノウハウは?。
ASPとその周辺について概説する。

13:30 - 14:30 「これからの企業間電子商取引市場」
松原 健二(日本オラクル株式会社)
企業間電子商取引は従来のEDIやVANから、企業同士を
Internet上でオープンに接続する形が中心となってきます。

新しい業間電子商取引システムがどう構成されるのか、そこ
へ参画するプレーヤーの役割と享受するメリット等について
説明します。

14:40 - 15:40 「XMLエンジンとナレッジマネージメントについて」
服部 雅一((株)東芝)
現在、企業間連携、EC、KM(ナレッジマネージメント)
へのXML適用が期待されています。当社では、特定の個人
や部門で埋もれていた知識を収集・管理し、全社的な経営資
源として活用を目指すKM分野をターゲットに強力なXML
のDBエンジンを開発しました。本講演では、 このエンジ
ンと情報群の共有から分析までを支援するKMシステム事例
について紹介いたします。

16:00 - 17:00 「XMLによる企業情報サプライチェーン」
渡辺榮一(株式会社東京商工リサーチ)
eビジネス時代に企業情報はビジネスプロセスの中で効率的に使用で
きることが望まれる。ここでは企業情報の提供・利用技術の
歴史、限定されたEDIからXMLに基づく情報サプライチェーン
への発展について述べる。

18:00 - 評議会

●7月6日(木曜日)
9:45 - 11:45 ACM SIGMOD 2000 国際会議参加報告 (1)
片山紀生(国立情報学研究所)
5月16日から18日にかけてダラスで開催された SIGMOD 2000 について報告する。
発表論文、参加者とも、XML、Data Mining、 Query Optimization、Internet
Application に特に関心が集まっていた。データベースシステム分野の最先端
の動向を紹介する。

12:45 - 14:15 ACM SIGMOD 2000 国際会議参加報告 (2)
片山紀生(国立情報学研究所)

14:45 - 15:30 Webサーチエンジンを対象としたクエリルーティング
杉浦 淳(NEC)
ユーザクエリに応じて最適な特定トピック向けサーチエンジン(ホテルサーチ、
レストランサーチなど)を選択するクエリルーティング手法を提案する。また、
実験結果について述べる。

15:30 - 16:30 インターネットにおける位置指向の情報検索
高橋 克巳(NTT研究所)
モバイルコミュニケーションの進歩により,現在地など好みの場所に関する情
報をインターネットから得ることが現実となってきている.今回はインターネッ
トから位置で構造化された文書データ集を自動的に構築し,位置で検索可能と
するサーチエンジン,モバイルインフォサーチを紹介し,位置指向の情報検索
について解説する.


16:30 - 17:30 「JIRO」
 マーク・A・カールソン(サン・マイクロシステムズ社)
SUNの提唱する新しいストーレジ管理機構
JIROについて その技術展望を紹介する。