☆11月1日(木)☆
9:20 受付開始
9:50-10:00 支部長によるプログラム紹介 喜連川 優 (東大 生研概念センタ)
1. 10:00-11:00
「知能メディア志向のe-learinigシステムのあり方について」
松居 辰則 (電気通信大学)
e-learingは教育・研修に何らかの形でコンピュータ,ネットワークを利用
する学習・研修支援システムと定義される.本講演では,e-learningを
「従来のCAIや知的CAI+IT技術利用」という単純な構図ではなく,「学習
活動という人間の最も高度な認知行為を活性化・促進する(intelligent化)
するための技術的方法論の総体」と捉え多角的に議論したい.具体的には,
人間の学習活動を高度情報技術利用という観点から再整理した上で,
e-learningにおける協調活動を支援するエージェント技術,多種多様な学
習情報を有効活用するための可視化技術,知識発見,知識獲得,そして,
e-learningがもたらす新しい教育モデル,ビジネスモデルについても論及
したい.
2. 11:00-12:00 「アメリカの社会人大学に於けるe-ラーニングを活用したビジネスモデルと
日本での課題」
小松 秀圀 (NTTラーニングシステムズ/日本e-ラーニングコンソーシアム会長)
日本で話題になりはじめたe-ラーニングを活用した社会人大学院の実情を
アメリカで調査した内容を報告し,日本でe-ラーニングによる社会人向け
大学院を展開した際に発生する課題を提言する.
<昼休み 60分>
3. 13:00-14:00
「VLDB 2001報告(1)」
原 隆浩 (大阪大学)
9月にローマで開催されたVLDB国際会議の概要について報告する.
4. 14:00-15:00
「英語教育に対するeラーニングの適用」
鈴木 元 (ダイヤモンド・イーラーニング)
eラーニングの具体的事例として,インターネットと電話を活用した実践的
英語教育について概要と展望を述べる.
- 英語教育に対するeラーニングの適用の考え方
- ネットワークを活用した英語教育の実現方式
- 今後の課題と展望
<休憩 15分>
5. 15:15-16:15
「大学事例に見るe-learningの今後の課題と展望」
原 潔 (日本ユニシス)
青山学院大学でのe-learningによる協調学習の事例を基に今後の技術課題
と展望について所見を述べる.
6. 16:15-17:15
「統合学習プラットフォーム Oracle Learning Network」
村岡 宏隆 (日本オラクル)
短期間で確実な技術習得には,コンテンツ提供に止まらない総合的なサー
ビスが必要となる.本講演では,スキル診断,学習,演習環境を統合した
当社のLMSを,技術的なトピックも交えて紹介する.
7. 17:15-18:15
「横田研究室 研究紹介」
横田 治夫 (東京工業大学)
横田研究室での E-Learning への取り組みと,分散ディスクシステム(自
律ディスク),分散ディレクトリ機構等の研究紹介.
☆11月2日(金)☆
1. 10:00-12:00
「VLDB 2001報告(2)」
原 隆浩 (大阪大学)
<昼休み 60分>
2. 13:00-14:00
「Spatial Join and its Parallel Processing」
Xiaofang Zhou (University of Queensland)
Spatial join operations combine spatial data sets using spatial
relationships such as interest and adjacent. They are an integral
part of a spatial DBMS, and are essential to advanced spatial
applications. Processing of spatial joins is intrinsically
time-consuming because of large volumes of data and complex
operations. In this talk, we will start with a brief introduction
to spatial joins and spatial join algorithms, focusing on the
differences from the relational model. Then, different parallel
spatial join paradigms will be examined, with a detailed discussion
on our own work on this topic. Finally, we will extend our
discussions to high dimensional similarity join algorithms, which
is a current focal point of multimedia databases research and data
mining research.
3. 14:00-15:00
「Dublin Coreの概要と現在の状況について」
杉本重雄 (図書館情報大学)
Dublin Coreの概要と現在の状況について解説する.Dublin Coreはインター
ネット上での情報資源の発見を目的として提案,開発されてきたメタデー
タ規則である.本講演ではDublin Coreのエレメントやqualifier(限定子)
の考え方,Dublin Coreに基づくメタデータ記述の方法等について解説する.
また,本年10月に東京で開催されるDublin Coreとメタデータ応用に関する
国際会議(DC-2001)からの報告も含め,Dublin Coreの現在の状況を解説する.
<休憩 15分>
4. 15:15-16:15
「ConceptBase--技術的背景と情報検索の評価など」
藤田澄男 (ジャストシステム)
- 情報検索における概念検索アプローチについて
- TRECスタイル分散実験・集中評価の意義
- NTCIRについて
- 情報検索の立場から見たWeb検索の課題
- 新しい検索タスク
- 新しい検索モデル
5. 16:15-17:15
TBA (タイトル未定: 後日アナウンスいたします)
武田浩一 (日本IBM)
- テキストマイニング関係を予定 |