ACM SIGMOD 日本支部・日本データベース学会 大会(ACM SIGMOD 日本支部第35回支部大会) |
VLDB 2006 国際会議報告、ならびに、オープンソース 検索エンジン・DBMS 関連 |
日時:2006年11月6日(月) 9:50-17:30 |
開催場所:国立情報学研究所(NII) 12F 1208/1210会議室(東京都千代田区一ツ橋2-1-2) |
主催:ACM SIGMOD 日本支部(支部長:北川博之 (筑波大学)),日本データベース学会(会長:増永良文 (青山学院大学)) |
支部長:北川 博之 |
プログラム |
9:20 受付開始 9:50-10:00 プログラム紹介 北川 博之(筑波大学) 1. 10:00-12:00 「VLDB 2006 国際会議報告 (1)」 義久 智樹 (京都大学) データベース分野における権威ある国際会議の一つ Very Large Data Bases (VLDB2006) の参加報告を行う。Keynote Address や Ten-Year Best Paper Award Talk を含め数件の研究発表につい て報告する。(前半) <12:00-13:00 休憩> 2. 13:00-14:00 「VLDB 2006 国際会議報告 (2)」 義久 智樹 (京都大学) データベース分野における権威ある国際会議の一つ Very Large Data Bases (VLDB2006) の参加報告を行う。(後半) <14:00-14:15 休憩> 3. 14:15-15:00 「OSSデータベースの特徴と運用性向上に向けた取り組み」 西條 賢 (日本電気株式会社) オープンソースソフトウェア(OSS)のデータベースとし て利用されることの多いPostgreSQLとMySQL の特徴について説明します。また、OSSデータベースの適 用の拡大に伴い、データベースの運用性が重要となってきて おり、その運用性向上に向けた取り組みについて説明します。 具体的には、データベースの運用監視と障害診断およびデー タベースの復旧などについて説明します。 4. 15:00-15:45 「オープンソースDBMS MaxDBと企業のオープンソース導入事情」 大須賀 一暢 (株式会社 ビーコンIT) オープンソースDBMSであるMaxDBは、ドイツで開発され、現 在はSAP社の標準DBMSとして全世界で稼働しています。MaxDB の概要のご紹介と、我々ビーコンITがお客様とお付き合いす る中でわかってきた企業のオープンソース導入の実情とオー プンソースDBMSに掛ける期待をお話ししたいと考えてい ます。 <15:45-16:00 休憩> 5. 16:00-16:45 「組み込み型全文検索エンジンSennaの概要」 末永 匡 (有限会社 未来検索ブラジル) Sennaの概要について講演いたします。 ・Sennaの開発目標についての説明 ・Sennaの基本的な特徴についての説明 ・各種機能の説明 ・各種機能を支えるSenna内部の仕組みの説明 ・MySQL組み込みについて ・MySQL既存の全文検索インデックスの問題点 ・MySQL組み込み時の性能評価 ・今後の開発予定 6. 16:45-17:30 「全文検索システムHyper Estraierの設計と実装」 平林 幹雄 (株式会社 ミクシィ) 本講演では、全文検索システムの機能要件について、性能、 規模、拡張性などの観点で整理し、それらを満たすために Hyper Estraierが採用した設計について概説します。また、 全文検索システムの核心である転置インデックスの実装に ついて詳説します。 |