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第19回先端的データベースとWeb技術動向講演会(ACM SIGMOD 日本支部第56回支部大会)

ICDE2014国際会議報告とデータ解析の技術動向

日時:2014年6月14日(土)10:30-16:45
開催場所東京大学生産技術研究所 An棟3階大会議室 (東京都目黒区駒場4-6-1)
主催:ACM SIGMOD 日本支部(支部長:川越恭二 (立命館大学)),日本データベース学会(会長:西尾章治郎(大阪大学))
支部長:川越 恭二

プログラム

10:00  受付開始
10:30-10:35   開会挨拶
 
10:35-11:45     
ICDE 2014 国際会議報告(1)
白川真澄 (大阪大学)

概要:2014年3月31日から4月4日にかけてシカゴで開催されたICDE 2014について 
報告する.前半では,会議全体を俯瞰するとともに,EPFLのAnastasia Ailamaki 
教授によるNoDBに関するキーノート,10 Year Most Influential Paperに選ばれ 
たセンサネットワークに関する研究を紹介する.

11:45-13:10 <昼休憩>
 
13:10-14:25   
ICDE 2014 国際会議報告(2)
白川真澄 (大阪大学)

概要:報告の後半では,Best Paperを含むいくつかの研究発表をピックアップし 
て紹介する.なお,ICDE 2014のBest Paperは,メインメモリデータベースシス 
テムHyPerを開発したミュンヘン工科大学の研究チームによる"Exploiting 
Hardware Transactional Memory in Main-Memory Databases"であった.
 
14:25-14:40 <15分休憩>
 
14:40-15:30        
データ解析に関する産学連携事業 ―データ解析コンペティションの20年間―
生田目 崇 (中央大学)
 
概要:日本オペレーションズ・リサーチ学会の研究部会活動として始
めた「データ解析コンペティション」も,活動範囲を広げ20年を迎えた.もとも
とはマーケティング研究のために使えるデータが入手できないという思いではじ
めた試みであったが,その後さまざまな団体を巻き込んで活動が広がってきた.
本発表では,その経緯とその間での変化,今後の期待について論じる.
 
15:40-16:40
パーソナルデータ利活用に関する制度見直しと保護技術
千田 浩司 (NTT セキュアプラットフォーム研究所)

概要:政府は昨年,ビッグデータ時代におけるパーソナルデータ利活用に向けた制度見
直し方針を決定し,現在は「パーソナルデータに関する検討会」にて具体的な内
容が議論されている.本発表では,当該検討会の議論内容について簡単に紹介す
るとともに,議論の大きなポイントである「(仮称)準個人情報」と「(仮称)
個人特定性低減データ」の概念や技術的対策について論じる.
 
16:45               閉会