トップページに戻る

第23回先端的データベースとWeb技術動向講演会(ACM SIGMOD 日本支部第60回支部大会)

SIGMOD2015国際会議報告 - ロジックとデータの融合とその応用

日時:2015年10月 24 日 (土)
開催場所国立情報学研究所(NII) 12F 1208/1210会議室(東京都千代田区一ツ橋2-1-2)
主催:ACM SIGMOD 日本支部(支部長:中野 美由紀 (芝浦工業大学)),日本データベース学会(会長:北川博之(筑波大学))
支部長:中野 美由紀

プログラム

9:30  受付開始
10:00-10:05  開会挨拶

10:05-11:05  SIGMOD2015国際会議報告 (1)   佐々木 勇和(名古屋大学)
概要: 2015年5月31日から6月4日にかけてSIGMOD/PODS2015に参加しました.
その報告として,3件のキーノート講演とそれぞれのbest paper awardを受
賞した論文について紹介します.
前半では,採択率の統計情報などを含めた会議の概要をまず報告し,
Michael I. Jordan先生によるPODSキーノート``Computational Thinking,
 Inferential Thinking and Big Data''およびLaura M. Haas先生による
SIGMODキーノート``The Power Behind the Throne: Information
 Integration in the Age of Data-Driven Discovery''を紹介します.

11:05-11:15  <10分休憩>

11:15-12:15  SIGMOD2015国際会議報告 (2)   佐々木 勇和(名古屋大学)
概要: 後半は,まずJignesh M. Patel先生によるSIGMODキーノート
``From Data to Insights @ Bare Metal Speed''を紹介します.
続いて,SIGMOD best paper awardを受賞した``DBSCAN Revisited:
 Mis-Claim, Un-Fixability, and Approximation'',
およびPODS best paper awardを受賞した``Parallel-Correctness
 and Transferability for Conjunctive Queries''を紹介します.

12:15-13:45  <休憩>

13:45-14:45 「仕様の位置付けと厳密な仕様記述」(前半)   酒匂 寛(有限会社デザイナーズデン)
概要: 本講演の前半ではまず開発ライフサイクルにおけるソフトウェア仕様
の位置付けを再確認し,その厳密化(形式化)を行うことによる改善効果に
ついて説明する.
概論を説明したあと,後半では国内外いくつかの実プロジェクトにおける形
式仕様の適用例に関する紹介を行う.

14:45-14:55 <10分休憩>

14:55-15:55 「仕様の位置付けと厳密な仕様記述」(後半)   酒匂 寛(有限会社デザイナーズデン)

15:55-16:10  <15分休憩>

16:10-17:10 「言語の壁への挑戦:機械翻訳のビジネスと周辺技術」   鳥居 大祐(株式会社みらい翻訳)
概要: 機械翻訳は,従来の人手生成によるルール型に加え,大量の対訳データ
を利用する統計型翻訳が実用レベルに達したことで新たな展開を迎えている.
本講演では,みらい翻訳の例を取り上げながら,機械翻訳によるビジネスおよ
び実用として利用されている機械翻訳技術について紹介する.

17:10   閉会