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第29回先端的データベースとWeb技術動向講演会(ACM SIGMOD 日本支部第66回支部大会)

SIGMOD2017国際会議報告及び情報セキュリティの最新動向

日時:2017年11月25日(土)
開催場所東京大学生産技術研究所 E棟5階 会議室AB(※休日のため正門からお入りください.)
主催:ACM SIGMOD 日本支部,日本データベース学会
支部長:中野 美由紀

プログラム

12:30-12:55 受付

12:55-13:00 開会挨拶

13:00-14:00 「SIGMOD2017国際会議報告(1)」
  講演者:松原靖子(熊本大学 大学院自然科学研究科 助教)

  概要:2017年5月14日から5月19日にかけてシカゴで開催された
SIGMOD/PODS 2017について報告する.前半では,会議全体を俯瞰す
るとともに,Anastasia Ailamaki (EPFL),Andy Pavlo (CMU) によ
るトランザクション処理に関するキーノートを中心に紹介する.

14:00-14:10 〈休憩〉

14:10-15:10 「SIGMOD2017国際会議報告(2)」
  講演者:松原靖子(熊本大学 大学院自然科学研究科 助教)

  概要:報告の後半では,Best Paperを含むいくつかの研究発表をピックアッ
プして紹介する.なお,SIGMOD 2017のBest Paperは,Wenfei Fan
(Univ. of Edinburgh) らによる"Parallelizing Sequential Graph
Computations"であった.また,講演者が参加したセッションを中
心にいくつか論文を取り上げて紹介する.

15:10-15:20 〈休憩〉

15:20-16:20 「クラウド時代における企業のセキュリティ対策」
  講演者:下道高志(東京電機大学情報セキュリティ研究室 研究員)

  概要:米国から遅れること数年、日本企業でもクラウド利用が広がりつつあ
    る。その一方で導入障壁としてセキュリティの問題が依然、数多くあげら
    れる。クラウド移行に先立ち現状のオンプレのシステムでは何をすべき
    か。そしてクラウド移行後は何をすべきか。本講演ではクラウドに対する
    日本企業の現況を紹介し、多層防御をはじめとするオンプレでのセキュリ
    ティ対策、そしてクラウドセキュリティの現状と方向性について論じる。

  16:20-16:30〈休憩〉

16:30-17:30 「データドリブンなネットワークセキュリティ技術」
  講演者:畑田充弘(NTTコミュニケーションズ株式会社)

  概要:昨今のサイバー空間に求められるネットワークセキュリティ技術には、
    大規模なデータを利用してその新規性や実用性が評価されることが多い。
    一方で、そのような大規模なデータを収集・利用するにあたっては、技術
    的なハードルの他、研究倫理など様々な課題がある。本講演では最新のセ
    キュリティ系トップカンファレンスを中心に、大規模なデータを利用した
    研究事例を紹介するとともに、データに関わる課題や取り組みを紹介する。

17:30 閉会

開催場所:
東京大学生産技術研究所 E棟5階 会議室AB
〒153-8505 東京都目黒区駒場4-6-1
アクセス https://www.iis.u-tokyo.ac.jp/ja/access/
※休日のため正門からお入りください.