12:30-13:00 受付
13:00-13:05 開会挨拶
13:05-14:05 「SIGMOD2019国際会議報告(1)」
講演者:小山田昌史(日本電気株式会社 データサイエンス研究所)
概要:本講演では,2019年6月30日から7月5日にかけてオランダのアムステル
ダムで開催されたSIGMOD2019について報告する.前半では,会議の概要や
傾向,現地の雰囲気,キーノートの内容について紹介する.特にUC Santa
CruzのLise GetoorによるResponsible Data Scienceでは機械学習を人間が
意思決定に利用する際に生じうる問題について DB研究者の貢献可能性を広
く述べており,興味深いため,詳しく紹介する.
14:05-14:20 〈休憩〉
14:20-15:20 「SIGMOD2019国際会議報告(2)」
講演者:小山田昌史(日本電気株式会社 データサイエンス研究所)
概要:後半では,受賞論文をはじめとして,講演者が興味深いと感じた研究
をいくつか取り上げて紹介する.
Best Paper AwardにはBabak Salimi, Luke Rodriguez, Bill Howe,
Dan Suciu (University of Washington)によるInterventional Fairness:
Causal Database Repair for Algorithmic Fairnessが選ばれた.
15:20-15:35 〈休憩〉
15:35-16:35 「グローバルベンチャーが取り組む誰もが活躍できる社会の創造
~IoTサービスを利用したFinTechサービス~」
講演者:平林裕司(Global Mobility Service株式会社 取締役 技術本部管掌)
経歴 :1977年、日本電装(現テ゛ンソー)に入社。1993年から、カーナヒ゛ケ゛ー
ションシステムの企画、開発に従事。日本、米国、中国等世界のカーナヒ゛
ケ゛ーションを立ち上け゛た。この分野では草分け的存在。2011年よりテ゛ンソー
アイティーラホ゛ラトリ代表取締役社長に就任。2019年6月からはベンチャー
企業であるGlobal Mobility Service株式会社で技術担当取締役に就任。
講演概要:GMSは、自動車の遠隔起動制御機能を備えた独自開発のIoTデバイス
(MCCS)と、それを管理するIoTプラットフォーム(MSPF)を利用することで、
世界に約20億人存在するローンやリースを活用することができない人々に対
してFintechサービスを通じたファイナンス利用の可能性を提供するベンチャー
企業である。MSPFにより、デバイスから収集する多様な情報を価値化し、二
次活用することで、自動車・農機・建機を始めとする様々なモビリティの新
たな価値を提供することができる。本講演ではGMSが取り組むビジネスについ
て語る。
16:35-16:40〈休憩〉
16:40 閉会 |