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ACM SIGMOD 日本支部 第21回大会
「モバイルコンテンツとウェアラブルコンピューティング」および
「ICDE2002国際会議報告」
参加募集

2002年4月10日(水)・11日(木)
会場: 学術総合センター 2F 中会議場 (千代田区一ツ橋2-1-2)
会場アクセス: http://www.nii.ac.jp/map/hitotsubashi-j.html
主催: ACM SIGMOD Japan Chapter (http://www.sigmodj.is.uec.ac.jp/)
支部長 喜連川 優 (東大)
副支部長 林 弘 (富士通研)
正井 一夫 (日立)
鈴木 達郎 (NTTサイバースペース研究所)
幹事 大森 匡 (電通大)
石川 佳治 (筑波大)
片山 薫 (都立大)
高須 淳宏 (国立情報学研究所)
会計 中野 美由紀(東大)

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今回は,「モバイルコンテンツとウェアラブルコンピューティング」という
テーマで,各方面から講演者をお招きして興味深い内容でご講演をいただく予
定です.4月10日(水)は,まずドコモ・システムズ取締役の石垣様から,モバ
イルソリューションに関する事例と展望についてご講演いただきます.次に,
ウェアラブルコンピューティングを日々実践されている大阪大学の塚本先生か
ら,ご自身の体験を含めて解説いただきます.さらに,日本IBMの玉川様から
は,腕時計の中でなんとLinuxが動く! という Linux Watch に関するご講演を
いただく予定です.

4月11日(木)には,日本オラクルの臼渕様より,高信頼性を要求するアプリケー
ションに対する支援機能を強化した,Oracle 9i について解説いただきます.
また,東京大学の有川先生からは,空間ITに関するご講演をいただく予定です.
急速に発展している空間情報技術を消費者サイドからとらえた,新しい切り口
を紹介していただけるのではないかと期待しております.また,東芝の瀧田様
からは,ユビキタスコンピューティングについて,技術的な側面とマネージメ
ント的な側面の双方から解説いただく予定です.そして東京大学の中山先生か
らは,ホットな話題である P2P (Peer-to-Peer) コンピューティングに関する
ご講演をいただきます.

また,恒例となっております国際会議報告については,2月末にアメリカで開
催されました ICDE (International Conference on Data Engineering) 2002
国際会議の内容を,両日に分けて国立情報学研究所の高須先生にご紹介いただ
く予定です.この国際会議報告シリーズでは,データベース研究に関するホッ
トな話題を専門の研究者が数時間かけて丁寧に解説するという点で大変ご好評
をいただいております.今回のICDE会議には XML や P2P 関連でいくつか注目
すべき発表があったということですので,こちらもご期待ください.

日時: 2002年4月10日(水) 13:00-18:00
4月11日(木) 10:00-17:15

会場: 学術総合センター 2F 中会議場 (千代田区一ツ橋2-1-2)
最寄り駅: 神保町 (半蔵門線/三田線/新宿線), 竹橋 (東西線)
会場までの交通: http://www.nii.ac.jp/map/hitotsubashi-j.html

参加費: 15000円 (ACM SIGMOD日本支部一般会員)
3000円 (ACM SIGMOD日本支部学生会員)

参加申込: 参加をご希望の方は,次の用紙を ACM SIGMOD日本支部事務局:

sigmodj2000@tkl.iis.u-tokyo.ac.jp

へ ** 4月8日(月)まで ** に電子メールにて送り,事前に参加登録して下さい.
参加登録メールには確認のメールをお返しします.確認メールが来ない場合に
は,sigmodj2000@tkl.iis.u-tokyo.ac.jp までお問合せください.

****-----*****--cut here---*****-----*****
mailto: sigmodj2001@tkl.iis.u-tokyo.ac.jp

参加申込書
私はACM SIGMOD日本支部第21回大会に参加します。
(学生会員の方は、所属欄に研究室名までお書き下さい。)

  氏名(name):
ふりがな(furigana):
  所属(affiliation):
  電話番号(phone):
EMAIL:

ACM SIGMODJ会員登録(member reg.) □済

  会員種別(1, 2 のいずれかをお選び下さい。):
1. ACM SIGMODJ一般会員 2. ACM SIGMODJ学生会員

法人会員枠での参加ですか?(sponsor member): Yes No

  どのようにして本講演会情報を得られましたか?(複数回答可)
□sigmod-j mailing list
□dbjapan mailing list
□社内・内部メーリングリスト
□その他:( )

その他:(領収書の宛名など)

****-----*****--cut here---*****-----*****

・ 参加費は当日受付にてお支払い下さい.支部長名の領収書を発行致します.
その時に講演論文集をお渡しいたします.

・ 法人会員は3名まで無料枠がありますので,事前にACM SIGMOD日本支部事務
局に上記電子メールで登録をお願い致します.

・ ACM SIGMOD日本支部会員でない方でも,事前に個人会員登録をしていただ
ければ,上記ACM SIGMODJ会員参加費で受け付けます.(本会個人会員は,
加入費や年会費は無料です.名簿データとメールのみ登録され,
sigmod-japanメーリングリストで開催行事のご案内をさしあげるのみです).
個人会員登録は ACM SIGMOD日本支部ホームページにてお申込み下さい.
(オンライン登録 http://www.sigmodj.is.uec.ac.jp/)

・ 4月8日以降の参加申込は当日受け付けにさせていただきます.会場の定員
数と資料部数の都合がありますのでお早めにお申し込みください.

・ 本大会参加に関する問合せは,石川佳治(ACM SIGMODJ 幹事: 第20回大会
担当)ishikawa@is.tsukuba.ac.jp へメールでお願いします.

--------------------- 第21回大会のプログラム ------------------------

※ プログラムに関しては若干の変更の可能性がございます.今後のアナウン
スにご注意ください.

☆4月10日(水)☆

12:30 受付開始
12:50-13:00 支部長によるプログラム紹介 喜連川 優(東大 生研概念センタ)
1. 13:00-14:00
  「モバイルソリューションの事例と展望」
  石垣 昭一郎(ドコモ・システムズ 取締役)
iモードをはじめとするモバイルデータ通信は急速な成長を見せているが、
今後、FOMAなどの高速データ通信の出現により、企業ユースを中心と
した新たなソリューションマーケットに期待が寄せられている。
本講演では、現状で可能なモバイルソリューションの基本機能とこれまで
の事例のいくつかを紹介し、今後を展望する。

2. 14:00-15:00
 「実践的ウェアラブルコンピューティングの取り組み」
  塚本 昌彦 (大阪大学大学院)
これまでの約1年間のウェラブルコンピューティングの実践を通じてさまざ
まな問題点や新しい方向性を見出しつつある。本講演ではこれらの点につい
て述べながら、現在進めているいくつかの研究プロジェクトの紹介を行うと
ともに、ウェアラブルコンピューティングの将来の方向性について述べる。

<休憩 15分>

3. 15:15-16:15
「Linux対応腕時計型コンピュータ: WatchPad」
玉川 憲(日本IBM 東京基礎研究所)
われわれはウェアラブル・コンピューティングのあり方を研究するための
プラットフォームとして,携帯性に優れ,かつ常に身に付けていても違和
感がないことから腕時計型に注目し,2000年3月にWatchPad1.0 を試作した.
続いてWatchPad1.0 にLinux を搭載し,"Linux Watch"の名称で2000年8月
に発表を行った.2001年にシチズン時計株式会社と共同研究を開始し,10
月には共同開発したWatchPad1.5 を発表した.WatchPad は研究プラット
フォームとして様々な実験が行えるように,多くの入出力装置を備え,拡
張性を意識した設計になっている.またソフトウェア的に自由度を持たせ
るために OS として Linux を採用している.
本講演では Linux に対応した腕時計型コンピュータ WatchPad について歴
史を交えながら,その基本コンセプトや仕様,使用例を紹介する.

<休憩 15分>

4. 16:30-18:00
「ICDE2002国際会議報告(1)」
高須 淳宏(国立情報学研究所)
2002年2月26日より3月1日にかけてアメリカSan Joseで開催されたICDE
(データ工学国際会議)の概要を報告する。本年度の会議では、XML、時系
列データ・データストリーム、Peer to Peer関連の研究に注目が集まり、
特にXML関連の研究発表は、発表件数、聴講者ともに多く活況を呈した。本
報告では、会議の概要を報告するとともに、論文賞受賞論文を含め、数編
の興味深い論文を紹介する。

☆4月11日(木)☆

1. 10:00-11:30
「ICDE2002国際会議報告(2)」
高須 淳宏(国立情報学研究所)

<昼休み 90分>

2. 13:00-14:00
「"止まらない社会"のインフラを支えるOracle9i」
臼渕 啓明(日本オラクル システムエンジニアリング本部)
コンピュータシステムに対し、24時間、365日のサービス提供が強く望まれ
るに至り、データを管理するOracleが、この要請にどのように応えるのか、
Oracle9iのReal Application Cluster(RAC)とDataGuardの活用を中心に紹
介する。

3. 14:00-15:00
「空間ITとヒューマンナビ」
有川 正俊(東京大学)
従来のGIS(地理情報システム)は,専門家向けのツールとして発展・普及し
ており,消費者を対象とはしていなかった.これは,空間データを作成す
るのに多大なコストが掛かることが大きな理由となっていた.一方,IT(情
報技術)は,もともとは専門家向けの技術から始まり,現在では消費者向け
の技術へと進化した.同様に,GISも専門家向けのシステムから,より広い
範囲をカバーするという意味で,消費者向けへと進化しているのが現状で
ある.次世代GISにおける最も重要な消費者向け適用分野として「ヒューマ
ンナビ」がある.ヒューマンナビやITの観点からは,「地理」という概念
よりも「空間」の方が,次世代GISの予想される利用形態をより良く反映し
ている.この観点から,GISの従来技術から発展した消費者向けの情報技術
を空間IT(S-IT:Spatial IT)と呼ぶようになってきた.本講演では,S-IT
をめぐる標準化および関連業界の動向を紹介し,S-ITのもっとも重要な応
用の1つであるヒューマンナビの可能性と限界に関して具体例を用いて解
説を行う.

<休憩 15分>

4. 15:15-16:15
 「ユビキタスコンピューティング
〜 仕事も職場も組織も仕組みも人も変わろう 〜」
  瀧田 正人(東芝)
ユビキタスコンピューティングの姿を、技術・システム面と、そのマネー
ジメントへの応用面から紹介・提案を行う。
・技術面では、無線LAN、Bluetooth、W-CDMA などによるユビキタスコン
ピューティングの加速の動向を紹介し、それによる新しい機能やシステ
ム形態を提案する。
・マネージメント面では、フリーアドレスオフィスや文鎮型組織への移行
に加え、チームワーク、リーダーシップのあり方までを論じる。

5. 16:15-17:15
「タイトル未定(Peer to Peer関連)」
中山 雅哉(東京大学)
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