日本データベース学会の皆様 来る7月28日(金)に、「ACM SIGMOD/PODS 2006 国際会議報告 ならびに XMLデータベースシステムの現在」をテーマとする大会 (ACM SIGMOD日本支部第34回支部大会) を開催致します。 ご存知のとおり、ACM SIGMOD/PODS 2006 国際会議はデータベース分野の 最高峰の国際会議で、6月26〜29日、米国のシカゴで開催されたばかりです。 そこでの最先端の研究発表やホットな議論について、慶応義塾大学の 川島英之先生よりご紹介いただきます。 一方、XMLデータベースシステムに関しては、新たなネイティブXML データベースの登場により、最近関心が再び高まっております。 今回の大会では、MitsuiNeoCoreCenterの渡辺卓也様にNeoCoreXMS、 メディアフュージョンの新勝己様にEsTerra XML Storage Server、 日本アイ・ビー・エムの菅原香代子様にDB2 9(コードネームDB2 Viper)、 東芝ソリューションの幸田和久様にTX1についてご紹介いただきます。 大会の詳細は以下のとおりです。 なお、ご参加にあたっては、事前の参加登録をお願いしておりますので、 下記の要領にてお申し込みください。 是非、多数の皆様のご参加をお待ちしております。 日本データベース学会副会長・企画委員長 (ACM SIGMOD日本支部長) 北川博之 (筑波大学システム情報工学研究科・計算科学研究センター) ★★★☆☆☆★★★☆☆☆★★★☆☆☆★★★☆☆☆★★★☆☆☆★★★ ACM SIGMOD 日本支部・日本データベース学会 大会 (ACM SIGMOD日本支部第34回支部大会) 「ACM SIGMOD/PODS 2006 国際会議報告 ならびに XMLデータベースシステムの現在」 2006年7月28日(金)9:50-17:30 会場: 東京大学生産技術研究所 総合研究実験棟(An棟) 4階 中セミナー室(An-401, 402) http://www.iis.u-tokyo.ac.jp/map/index.html 主催: ACM SIGMOD 日本支部(支部長:北川博之(筑波大学)) (http://www.sigmodj.org/) 日本データベース学会(会長:増永良文(お茶の水女子大学)) (http://www.dbsj.org/) 本大会担当: ACM SIGMOD日本支部役員兼日本データベース学会企画委員 石川 佳治(名古屋大学) ★★★☆☆☆★★★☆☆☆★★★☆☆☆★★★☆☆☆★★★☆☆☆★★★ ・参加費: 3,000円 日本データベース学会 正会員 1,000円 日本データベース学会 学生会員 日本データベース学会とACM SIGMOD日本支部の一体運営により,日本データ ベース学会会員の皆様は同時にACM SIGMOD日本支部会員となっています. ・参加申込: Webにてお申し込み下さい. http://www.sigmodj.org/registration.html に登録用フォームがありますので,御利用下さい. 参加登録には確認のメールをお返しします.確認メールが来ない場合には, sigmodj06_34@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxx までお問合せください. 締め切りは7月25日(火) とさせていただきます. ・参加費は当日受付にてお支払い下さい.支部長名の領収書を発行致します. その時に講演資料集をお渡しいたします. ・ACM SIGMOD 日本支部法人会員ならびに日本データベース学会維持会員 は3名まで無料枠がありますので, 申込書の「その他」の欄に 「法人会員にて参加希望」「維持会員にて参加希望」とご記入下さい. ・日本データベース学会会員登録のお申し込みは下記にて受け付けております. 日本データベース学会オンライン登録: http://www.dbsj.org/Japanese/ ・本大会参加に関する問合せは,石川 佳治(日本データベース学会企画委員兼ACM SIGMOD日本支部役員: 第34回大会担当)ishikawa@xxxxxxxxxxxxxxxxxx へ メールでお願いいたします. ----------------------- 第34回大会のプログラム --------------------- 9:20 受付開始 9:50-10:00 プログラム紹介 北川 博之(筑波大学) 1. 10:00-12:00 「ACM SIGMOD/PODS 2006 国際会議報告 (1)」 川島 英之(慶応義塾大学) 2006年6月26日〜29日に米国シカゴで開催された ACM SIGMOD/PODS 2006 国際 会議について報告する。キーノート、数本のリサーチセッションの紹介と共に、 会場の様子などについても紹介する予定である。(前半) <12:00-13:00 休憩> 2. 13:00-14:00 「ACM SIGMOD/PODS 2006 国際会議報告 (2)」 川島 英之(慶応義塾大学) 2006年6月26日〜29日に米国シカゴで開催された ACM SIGMOD/PODS 2006 国際 会議について報告する。(後半) <14:00-14:15 休憩> 3. 14:15-15:00 「XMLデータベースNeoCoreXMS適用分野及び事例」 渡辺 卓也(MitsuiNeoCoreCenter) 日本国内トップシェアのXMLデータベースNeoCoreXMSを独自のDPP(Digital Pattern Processing)技術概要を含め紹介する。なぜNeoCoreXMSが日本でトッ プシェアを取っているのか?を本製品の適用分野と事例を元に説明する. 4. 15:00-16:45 「事例に見るXMLデータベースの活用方法」 新 勝己(株式会社メディアフュージョン) 以下の内容について紹介する。 ・ネイティブXMLデータベースの特長 ・EsTerra XML Storage Server の特長 ・EsTerra XML Storage Server のアーキテクチャー概要 ・国産初のネイティブXMLデータベース“Yggdrasill” から“EsTerra XML Storage Server”までの多数の導入事例 <15:45-16:00 休憩> 5. 16:00-16:45 「RDBとXMLDBを統合する次世代ハイブリッド・データベース DB2 9 (コードネームDB2 Viper)の概要」 菅原香代子(日本アイ・ビー・エム株式会社) DB2 9(コードネーム DB2 Viper)は本年6月7日に発表されたばかりの、,IBM社 のDB2の新しいバージョンである。本講演では、リレーショナル・データベー ス機能とXMLデータをツリー構造で保存し、XQueryとSQL/XMLを使ったシング ル・アクセス機能をもつpureXMLデータベースの両機能を提供する初のハイブリッ ド・データベースであるDB2 9のXML機能について紹介する。 6. 16:45-17:30 「大容量データでも高速検索可能なXMLデータベースTX1」 幸田 和久(東芝ソリューション株式会社) XMLデータベース TX1は、XMLデータの階層構造を保ったままの形式で保存でき、 かつデータ量が大容量になっても、高速検索可能なデータベースである。この TX1の概要を、検索性能の実測値、検索高速化技術のポイント、活用事例など を交えて説明する。 以上