日本データベース学会の皆様

#講演プログラムが決まり、参加受付を開始しましたので、再度、ご案内させて
いただきます。

VLDB 2006 でのホットな話題と、オープンソースの検索エンジンならびにDBMS
として大注目の Senna、Hyper Estraier、MySQL、PostgreSQL、MaxDB について
ご講演いただきます。皆様、奮ってご参加ください。事前の参加登録をお願い
しておりますので、以下をご参照の上、ご登録をお願い致します。

ACM SIGMOD 日本支部では、11月6日(月)に、
「VLDB 2006 国際会議報告、ならびに、オープンソース 検索エンジン・DBMS 関連」
をテーマとする大会 (ACM SIGMOD日本支部第35回支部大会) を開催致します。
本大会は、一体運営をしている日本データベース学会と ACM SIGMOD 日本支部の
共催で、日本データベース学会会員(= ACM SIGMOD 日本支部会員)の皆様を
対象とする講演会となっております。

さて、ご存知のとおり、VLDB はデータベースシステム分野の主要な国際会議
のひとつでありまして、去る9月12日から9月15日まで韓国ソウルで開催されま
した。その最新動向について、京都大学の 義久智樹 先生よりご紹介いただ
きます。

一方、「オープンソース 検索エンジン・DBMS 関連」につきましては、オープン
ソースの全文検索エンジンならびに DBMS の研究開発動向に着目した企画に
なっておりまして、最先端でご活躍の方々を講師としてお招きしております。
未来検索ブラジルの 末永 匡 様には、組み込み型全文検索エンジン Senna に
ついて、ミクシィの 平林 幹雄 様には、全文検索システム Hyper Estraier
について、ビーコンIT 大須賀 一暢 様には、オープンソースDBMS MaxDB に
ついて、また、NEC からは PostgreSQL と MySQL の運用性向上に向けた取り
組みについてご紹介いただきます。

大会の詳細は以下のとおりです。
なお、ご参加にあたっては、事前の参加登録をお願いしておりますので、
下記の要領にてお申し込みください。

多数のご参加をお待ちしております。
よろしくお願い致します。

日本データベース学会副会長・企画委員長
(ACM SIGMOD日本支部長)
北川博之
(筑波大学システム情報工学研究科・計算科学研究センター)

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          ACM SIGMOD 日本支部・日本データベース学会 大会
              (ACM SIGMOD日本支部第35回支部大会)

「VLDB 2006 国際会議報告、ならびに、オープンソース 検索エンジン・DBMS 関連」

          2006年11月6日(月) 9:50-17:30

会場: 国立情報学研究所 1208・1210会議室
      (東京都千代田区一ツ橋 2-1-2 学術総合センタービル 12階)
      地図:http://www.nii.ac.jp/introduce/access1-j.shtml

参加費: 一般 3,000円,学生 1,000円

主催: ACM SIGMOD 日本支部(支部長:北川博之 (筑波大学))
       (http://www.sigmodj.org/)
      日本データベース学会(会長:増永良文 (お茶の水女子大学))
    (http://www.dbsj.org/)

本大会担当幹事: 
      日本データベース学会企画委員兼ACM SIGMOD日本支部役員 
    片山 紀生 (国立情報学研究所) 
   石川 佳治 (名古屋大学)

※ この大会についてのお問い合わせは、担当幹事の片山 katayama@xxxxxxxxx
   までお願い致します。

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・参加費:
    3,000円 日本データベース学会 正会員
    1,000円 日本データベース学会 学生会員

日本データベース学会とACM SIGMOD日本支部の一体運営により,日本データ
ベース学会会員の皆様は同時にACM SIGMOD日本支部会員となっています.

・参加申込: Webにてお申し込み下さい.

      http://www.sigmodj.org/registration.html

    に登録用フォームがありますので,御利用下さい.

参加登録には確認のメールをお返しします.確認メールが来ない場合には,
sigmodj06_35@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxx までお問合せください.

締め切りは11月1日(水) とさせていただきます.

・参加費は当日受付にてお支払い下さい.支部長名の領収書を発行致します.
  その時に講演資料集をお渡しいたします.

・ACM SIGMOD 日本支部法人会員ならびに日本データベース学会維持会員
 は3名まで無料枠がありますので, 申込書の「その他」の欄に
 「法人会員にて参加希望」「維持会員にて参加希望」とご記入下さい.

・日本データベース学会会員登録のお申し込みは下記にて受け付けております.
  日本データベース学会オンライン登録: http://www.dbsj.org/Japanese/

・本大会参加に関する問合せは,片山紀生(日本データベース学会企画委員兼ACM
  SIGMOD日本支部役員: 第35回大会担当)katayama@xxxxxxxxx へメールでお願い
  いたします.

----------------------- 第35回大会のプログラム ---------------------

9:20  受付開始

9:50-10:00  プログラム紹介  北川 博之(筑波大学)

1. 10:00-12:00
     「VLDB 2006 国際会議報告 (1)」
         義久 智樹 (京都大学)

            データベース分野における権威ある国際会議の一つ Very Large
            Data Bases (VLDB2006) の参加報告を行う。Keynote Address や
            Ten-Year Best Paper Award Talk を含め数件の研究発表につい
            て報告する。(前半)

<12:00-13:00 休憩>

2. 13:00-14:00
     「VLDB 2006 国際会議報告 (2)」
         義久 智樹 (京都大学)

            データベース分野における権威ある国際会議の一つ Very Large
            Data Bases (VLDB2006) の参加報告を行う。(後半)

<14:00-14:15 休憩>

3. 14:15-15:00
     「OSSデータベースの特徴と運用性向上に向けた取り組み」
         西條  賢 (日本電気株式会社)

            オープンソースソフトウェア(OSS)のデータベースとし
            て利用されることの多いPostgreSQLとMySQL
            の特徴について説明します。また、OSSデータベースの適
            用の拡大に伴い、データベースの運用性が重要となってきて
            おり、その運用性向上に向けた取り組みについて説明します。
            具体的には、データベースの運用監視と障害診断およびデー
            タベースの復旧などについて説明します。

4. 15:00-15:45
     「オープンソースDBMS MaxDBと企業のオープンソース導入事情」
         大須賀 一暢 (株式会社 ビーコンIT)

            オープンソースDBMSであるMaxDBは、ドイツで開発され、現
            在はSAP社の標準DBMSとして全世界で稼働しています。MaxDB
            の概要のご紹介と、我々ビーコンITがお客様とお付き合いす
            る中でわかってきた企業のオープンソース導入の実情とオー
            プンソースDBMSに掛ける期待をお話ししたいと考えてい
            ます。

<15:45-16:00 休憩>

5. 16:00-16:45
     「組み込み型全文検索エンジンSennaの概要」
         末永 匡 (有限会社 未来検索ブラジル)

            Sennaの概要について講演いたします。
            ・Sennaの開発目標についての説明
            ・Sennaの基本的な特徴についての説明
            ・各種機能の説明
            ・各種機能を支えるSenna内部の仕組みの説明
            ・MySQL組み込みについて
           ・MySQL既存の全文検索インデックスの問題点
           ・MySQL組み込み時の性能評価
            ・今後の開発予定

6. 16:45-17:30
     「全文検索システムHyper Estraierの設計と実装」
         平林 幹雄 (株式会社 ミクシィ)

            本講演では、全文検索システムの機能要件について、性能、
            規模、拡張性などの観点で整理し、それらを満たすために
            Hyper Estraierが採用した設計について概説します。また、
            全文検索システムの核心である転置インデックスの実装に
            ついて詳説します。

以上