08:30 受付開始 09:00-09:10 開会挨拶 09:10-10:10 「I/Oを中心とした仮想化技術の発展とクラウド時代のリソース管理」 松本 一志 (富士通株式会社プラットフォームソフトウェア事業本部) 最近クラウドもテレビのCMに登場する様になり,世間の注目が 集まっています.今回は,クラウドの基盤技術である仮想化に ついて,歴史的な振り返りを含めて仕組みを見直します.また, データベースを仮想化上に展開する上で重要なI/Oを高速化す る仕組みと動向を示します.併せて,クラウドに繋がるリソー スプールを利用した仮想化の運用管理の考え方をお話ししたい と思います. 10:10-11:10 「クラウド基盤に求められるストレージ技術」 藤田 智成 (NTT サイバースペース研究所) クラウド基盤に求められるストレージ技術に関して,ブロック レベルのストレージボリュームを提供するSheepdogクラスタス トレージ技術をはじめとする我々の取り組みについて詳しく説 明する. 11:10-11:30 休憩 11:30-12:30 「OpenFlowとネットワーク仮想化」 菅原 智義(NEC システムプラットフォーム研究所) OpenFlowと呼ばれる,新しいネットワークのアーキテクチャが, ネットワーク研究者やデータセンター事業者の間で,注目を浴 びています.OpenFlowを利用することで,仮想化とプログラマ ビリティーという2つの特徴を併せ持つインフラを実現するこ とが可能です.本講演では,OpenFlowの技術概要を説明し, OpenFlowが実現するネットワークの仮想化および,プログラマ ビリティーという特徴がもたらす,コンピュータやストレージ とネットワークの統合制御の例を紹介します. 12:30-14:00 昼食 14:00-15:30 「VLDB2010 国際会議報告 (1)」 太田 学 (岡山大学) シンガポールにおいて,9月13日から9月17日の日程で開催され ました国際会議 VLDB 2010 について報告いたします.講演の 前半では,会議全体の概要の他,Dr. Divesh Srivastava (AT&T Labs-Research) と Prof. Paul Matsudaira (NUS) によ る2件のキーノートスピーチ,また Dr. Junghoo Cho (UCLA) & Prof. Hector Garcia-Molina (Stanford Univ.) と Dr. Bettina Kemme (McGill Univ.) & Prof. Gustavo Alonso (ETHZ) ら 10 Year Best Paper Award 受賞者による2件のキー ノートスピーチについて紹介いたします. 15:30-15:45 休憩 15:45-17:15 「VLDB2010 国際会議報告 (2)」 太田 学 (岡山大学) 講演の後半では,下記の2件のパネルの見どころと Best Paper など 興味深い論文についてご紹介する予定です.また会議の初日(13日) と最終日(17日)に開催されましたワークショップについても紹介いた します. - Panel 1: Cloud Databases: What's New? - Panel 2: Time for Our Field to Grow Up - Best Paper: Towards Certain Fixes with Editing Rules and Master Data Wenfei Fan (Univ. of Edinburgh, Harbin Institute of Technology), Jianzhong Li (Harbin Institute of Technology), Shuai Ma (Univ. of Edinburgh), Nan Tang (Univ. of Edinburgh), Wenyuan Yu (Univ. of Edinburgh) 17:15 閉会