参加費:
5,000円 日本データベース学会 正会員(フルアクセス権無)
3,000円 日本データベース学会 正会員(フルアクセス権有)
1,000円 日本データベース学会 学生会員
09:00 受付開始 09:30-09:40 開会挨拶 09:40-11:10 「データクラウドを支える技術と研究動向」 宮崎 純 (奈良先端科学技術大学院大学) 鬼塚 真 (NTT サイバースペース研究所) 近年、クラウドコンピューティングのデータ基盤をなすデータ クラウドがGoogle, Amazon, Yahoo!, Facebook等のサービスで 実際に使用されるに至っており、大きな注目を浴びている。本 講演では、データクラウドのデータ管理層を支えるNoSQLと、 分散処理層を支える分散処理フレームワークMapReduce に焦点 をあて、それらで使われている技術と研究動向について解説す る。 11:10-11:25 休憩 11:25-12:25 「ROMA : User-Customizable NoSQL Database in Ruby」 森 正弥(楽天株式会社) 近年、増え続けるデータを格納するためのデータベースとして NoSQL データベースが注目されている。楽天技術研究所でも、 NoSQL データベースの一種であるキーバリュー型のデータベー ス ROMA を開発しており、大量データの格納に活用している。 また、多様なビジネスニーズに合わせるため、ROMA に幅広い 拡張性を備えさせている。本発表では、ROMA の研究開発の目 的とその仕組み、さらに社内での ROMA の利用事例について解 説する。 12:25-14:00 昼食 14:00-14:15 DEIMフォーラム2011の優秀論文賞、最優秀論文賞表彰式 14:15-15:45 「ICDE2011 国際会議報告 (1)」 三島 健 (NTT 情報流通プラットフォーム研究所) ドイツのハノーバーにおいて、4月11日から16日の日程で 開催されましたICDE2011について報告致します。前半では、会 議全体の概要の他、三件のキーノートを紹介します。 1. Embarrassingly Scalable Databas Systems, Prof.Ailamaki(EPFL) 2. Ontological queries: rewriting and Optimization, Prof.Gottlob(Univ. of Oxford) 3. Playing Games with Databases, Prof.Gehrke(Univ. of Cornell) 特に、報告者が興味深いと感じた1件目を詳細に説明し、他の 2件についてはポイントを説明する予定です。 15:45-16:00 休憩 16:00-17:30 「ICDE2011 国際会議報告 (2)」 三島 健 (NTT 情報流通プラットフォーム研究所) 後半では、パネル "Distributed Data Management in 2020?" の要点を説明するともに、キーノートや本パネルから近い将来 重要となる(さかんに研究される)研究テーマを考察します。 さらに、ベストペーパーやクラウド関連など、報告者が興味深 いと感じた発表を紹介する予定です。 17:30 閉会