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ACM SIGMOD日本支部・日本データベース学会共催
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「とことんわかるデータベース」チュートリアルシリーズ:第1回
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★★★★★ とことんわかるSQL99 ★★★★★
2004年12月20日(月)
於 お茶の水女子大学
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1.チュートリアル概要
データベースの初心者から,データベース開発やデータベースアプリケー
ション開発者,またデータベースに関連する研究に携わっている学生・研究者
などの広範囲の方々を対象にチュートリアルを実施します.
チュートリアル内容は,ISOによって規格化されたSQL99(ISO 9075:1999)
です.このSQL99の仕様開発には,日本を始めとして各国から参画し,多くの
ベンダや顧客のニーズを考慮して仕様が策定されています.現時点でも,顧客
のニーズが高い機能を中心に,このSQL99に適合する製品が各ベンダから出さ
れています.また,多くのオープンソースDBMSでのSQL99への適合性も言われ
ています.本チュートリアルの内容は,これらのDBMSを利用する際にも大変
有益と思われます.
チュートリアルでは,SQL92のオーバービューからはじめて,SQL99の各種
特徴的機能,オブジェクト指向拡張,さらにオンライン分析処理(SQL/OLAP)
機能を解説します.
詳細な内容は本案内の末尾にございます.
2.対象者
・SQL99に興味のある大学院・学部学生,教員,研究者,及び一般の方
・データベースを利用したシステムやアプリケーションの開発者
3.テキスト
今回のチュートリアルでは,以下のテキストを使用します.講義はこのテキスト
をお持ちであることを前提に行われます.また,参加費にはテキスト代
(特別割引価格5100円:通常価格は6279円(いずれも税込み))が含まれます.
山平耕作,小寺孝,土田正士著
「SQLスーパーテキスト」技術評論社
※既に本書をお持ちの方は,テキスト代を引いた参加費で申込みを受け付けます.
※申込み締切日以降のテキストのキャンセルはできませんので,十分ご注意下さい.
4.開催概要
日時:2004年12月20日(月)午前9時50分~午後17時00分
場所:お茶の水女子大学理学3号館2階大会議室
東京都文京区大塚2-1-1
電話:03-5978-5707(増永研究室)
電話:090-4929-7030(増永携帯)
交通案内:
(1)東京メトロ 丸の内線「茗荷谷駅」下車徒歩7分
(2)東京メトロ 有楽町線「護国寺駅」下車徒歩8分
(3)都営バス「大塚二丁目停留所」下車徒歩1分
地図はお茶大のホームページをご覧ください:http://www.ocha.ac.jp
講師:山平耕作氏,小寺孝氏,土田正士氏(日立製作所)
参加費:9,100円(テキスト代込み) 日本データベース学会正会員,もしくは
ACM SIGMOD日本支部一般会員
6,100円(テキスト代込み) 日本データベース学会学生会員,もしくは
ACM SIGMOD日本支部学生会員
※会員でない方は,いずれかの学会に会員登録をお願いします.
ACM SIGMOD日本支部は,入会金,年会費とも無料です.
日本データベース学会は,入会金無料で,一定の条件を満たす場合は
年会費も無料です.詳しくは下記を参照してください.
※テキストを既にお持ちで当日持参される方の参加費は下記になります.
4,000円 日本データベース学会正会員,もしくは
ACM SIGMOD日本支部一般会員
1,000円 日本データベース学会学生会員,もしくは
ACM SIGMOD日本支部学生会員
※参加者の方には説明用の主なスライドのコピーをまとめた資料を配付します.
5.参加申込
参加をご希望の方は,次の用紙を ACM SIGMOD日本支部事務局:
tokoton0412@kde.cs.tsukuba.ac.jp
へ電子メールにて送り,事前に参加登録して下さい.
参加申込み締め切りは12月10日(金)ですが,定員を超えた場合はこれより前に
締め切る場合もありますのでご了承下さい.
参加登録メールには確認のメールをお返しします.確認メールが来ない場合に
は,tokoton-question@kde.cs.tsukuba.ac.jp までお問合せください.
----------------------- cut here -------------------------
mailto: tokoton0412@kde.cs.tsukuba.ac.jp
参加申込書
私は12/20開催の「とことんわかるSQL99」チュートリアルに参加します.
1.参加者情報
氏名:
ふりがな:
所属:
電話番号:
メール:
(学生会員の方は,所属欄に研究室名までお書き下さい)
2.会員種別
(1つだけ残してください)
1) 日本データベース学会正会員かつACM SIGMOD日本支部一般会員
2) 日本データベース学会正会員
3) ACM SIGMOD日本支部一般会員
4) 日本データベース学会学生会員かつACM SIGMOD日本支部学生会員
5) 日本データベース学会学生会員
6) ACM SIGMOD日本支部学生会員
※1)~3)については参加費9,100円(テキスト不要の場合は4,000円)
4)~6)については参加費6,100円(テキスト不要の場合は1,000円)
となります.
3.テキスト購入の有無
(いずれかを残してください)
1) テキスト「SQLスーパーテキスト」の購入を含めて申し込みます.
2) テキストの購入を希望しません.
※申込み締切日以降のテキストのキャンセルはできませんので,
十分ご注意ください.
4.アンケート
どのようにして本講演会情報を得られましたか?(複数回答可)
□dbsj mailing list
□sigmod-j mailing list
□社内・内部メーリングリスト
□その他:( )
5.その他:領収書の宛名などに関する希望がございましたらお書きください.
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・参加費は当日受付にてお支払い下さい.領収書を発行致します.テキスト
申込者の方については,その時に本をお渡しいたします.
・日本データベース学会会員もしくはACM SIGMOD日本支部会員でない方は,
事前にいずれかの学会に個人会員登録をお願いします.
(ACM SIGMOD日本支部は,入会金,年会費とも無料です.日本データベース
学会は,入会金無料で,一定の条件を満たす場合は年会費も無料です.)
個人会員登録は
ACM SIGMOD日本支部ホームページ(http://www.sigmodj.org/)
日本データベース学会ホームページ(http://www.dbsj.org/)
で申し込みください.
・会場の定員とテキスト発注の都合がございますのでお早めにお申し込みく
ださい.
・本講座参加に関する問合せは,tokoton-question@kde.cs.tsukuba.ac.jpまでメー
ルでお願いします.
6.詳細な内容
【スケジュール】
9:20 受付開始
9:50~10:00 主催者挨拶
10:00~12:10 入門編,中級編(担当:山平)(途中休憩10分)
12:10~13:30 昼休み
13:30~15:40 上級編,オブジェクト指向編(担当:小寺)(途中休憩10分)
16:00~17:00 多次元データ処理機能(担当:土田)
【内容の概略】
以下の内容を予定しておりますが,都合により変更することもございます.ご
了承ください.
(a) 入門編,中級編(担当:山平)
最初に,SQL言語の基礎的な知識の確認のために,SQL:1992のEntry SQLでの
基本的な操作を整理して説明する.その後,SQL:1992のIntermediate SQL
及びFull SQLの機能を中心に,SQL:1999の機能も一部含めて,有効な機能を
重点的に抜粋して解説する.
・基本的な操作(入門編から)
・データ型(文字集合,日時フィールド,時間隔修飾子等を含む)
・高度な値式(CASE式,CAST指定等),及び関数
・行値式,副問合せ(スカラ・行・表)及び高度な述語
・結合表(結合の直接指定;外結合,自然結合等)
・高度な問合せ式及び集合演算
・WITH句による導出表
・スクロール可能カーソル
・トランザクション管理(隔離性水準及びトランザクションのための文)
・動的SQL(動的実行の流れ及び関連するSQL)
・整合性機能(一意性制約,参照整合性機能,検査制約,表明等)
・SQL/PSM(ストアドプロシジャ・ファンクション及び関連するSQL)
(b) 上級編,オブジェクト指向編(担当:小寺)
SQL:1999における機能拡張について解説する.SQL:1999の最も特徴的な
拡張機能であるオブジェクト指向機能についてはその全般を説明する.
それ以外にもSQL:1999では多くの機能が追加されているが,データ型,
データ操作,実行基盤のそれぞれについて,普及の途上にある機能を中心に
話題を絞って説明する.
上級編
・SQL:1999でのデータ型拡張:集まり型,行型,ブール型
・再帰問合せ機能:再帰的解法による問合せ記述範囲の拡大
・ロール機能:役割ベースの権限管理
・その他のSQL:1999での機能拡張
オブジェクト指向機能編
・利用者定義型:個別型・構造型,継承,メソッドによる型の振る舞い記述と操作
・型付き表/参照型:行とオブジェクト,参照値と関連,表継承
(c) 多次元データ処理機能(担当:土田)
多次元データベースを対象にしたドリルダウンやロールアップなどデータウェア
ハウス用途を想定し、OLAP(On-Line Analytical Processing)の基本的な分析処理
を効率的に行うための集約機能を提供する。SQLの集計機能を拡張することで適用
可能な分析業務として顧客分析手法を取り上げ、SQLで適用されるOLAP機能の詳解
を行う。
・基本OLAP機能
-ドリルダウン集計(ROLLUP操作)
-クロスタブ集計(CUBE操作)
・高度なOLAP機能
-ウィンドウ操作
-順位関数
-分布関数(累計相対度数、累計相対順位)
-統計関数及び線形回帰関数(分散,標準偏差,共分散及び相関係数)
-逆分布関数及び仮説集合関数
・顧客分析手法への適用事例
以上 |